家電リサイクル 料金|4品目の処分の手順
結論
家電4品目は、リサイクル料金(メーカー別)と収集運搬料金(店舗別)が必要です。購入店・買い替え先・指定引取場所への持ち込みで手順が変わります。
使わなくなった家電を処分するとき、「ごみとして出せるのか、お金はいくらかかるのか」で迷う人は多いはずです。家電のうち4品目は、家電リサイクル法の対象で、一般のごみとは別の手順と費用が必要です。この記事では、環境省と家電製品協会(RKC)の公開情報をもとに、対象品目、費用の考え方、手順を整理します。具体的な金額は製造業者ごとに異なり、改定もあるため、公式の料金表で確認する前提でまとめます。確認日は2026年10月12日です。
対象になる4品目
環境省の説明では、家電リサイクル法の対象は次の4品目です。
| 品目 | 対象の範囲 | 料金の大小区分 |
|---|---|---|
| エアコン | 家庭用エアコン | 区分なし |
| テレビ | ブラウン管式、液晶・有機EL・プラズマ式 | 画面の対角線が38cm未満(15型以下)か以上(16型以上) |
| 冷蔵庫・冷凍庫 | 電気冷蔵庫・電気冷凍庫 | 内容量170L以下か171L以上 |
| 洗濯機・衣類乾燥機 | 電気洗濯機・衣類乾燥機 | 区分なし |
対象かどうかわからない機器は、RKCの「対象廃棄物(家電4品目)一覧」で確認できます。対象外の機器は、お住まいの市区町村に処分方法を相談するよう、RKCの資料に書かれています。
使うあいだの電気代は品目ごとに別の記事で比較しています。エアコンの暖房は1時間あたりの電気代、テレビは画面サイズ別の電気代、冷蔵庫は容量別の電気代、洗濯機・衣類乾燥機は洗濯乾燥の電気代です。
かかる費用は2種類
法律では、消費者が家電4品目を廃棄するとき、収集運搬料金とリサイクル料金を支払うことが役割分担として定められています。
| 費用 | 決まり方 | 確認先 |
|---|---|---|
| リサイクル料金 | 製造業者等、品目、大小区分で異なる | RKCのリサイクル料金一覧表 |
| 収集運搬料金 | 引き取る小売業者などで異なる | 引取りを依頼する店舗や業者 |
RKCの資料によると、リサイクル料金一覧表(2026年7月版)に載っている料金は、2026年7月1日現在のものです。その後に変更があった場合は、RKCのホームページで知らせるとされています。料金は製造業者ごとに違い、RKCの変更点の資料には、2025年から2026年にかけて料金を変更したメーカーや、新しく登録されたメーカーも載っています。ここでは具体的な金額を載せないので、必ず最新の一覧で確認してください。
総額の考え方
支払う総額は、依頼先によって次のように変わります。
- 店舗や業者に引取りを頼む場合:リサイクル料金+収集運搬料金
- 自分で指定引取場所に持ち込む場合:リサイクル料金に加え、自分で運ぶ手間と交通費
同じ品目でも、製造業者が違えばリサイクル料金が変わり、店舗が違えば収集運搬料金が変わります。複数の店舗に問い合わせて、運搬料金を比べておくと安心です。
処分の依頼先と手順
| 方法 | 向いている場面 | ポイント |
|---|---|---|
| 購入した店に依頼 | 過去に買った店がわかる | 小売業者は、過去に販売した品の引取りを求められたら応じる義務がある |
| 買い替える店に依頼 | 新しい製品を買う | 同種の品の引取りを、購入時点で依頼する |
| 指定引取場所に持ち込む | 自分で運べる | ゆうちょ銀行でリサイクル料金を払い、券を添えて持ち込む |
| 自治体に相談 | 購入店が不明など | 市町村の案内に従う |
環境省のQ&Aでは、小売業者は、自らが過去に販売したものの引取り、または同種の製品を販売するときの旧品の引取りを求められたとき、排出者の家まで引き取りに行く必要があると説明されています。新しい製品を買う店に依頼する場合は、購入する時点で引取りを求める必要があります。
指定引取場所に自分で持ち込む場合
RKCの資料では、次の流れが紹介されています。
- リサイクル料金を調べ、家電リサイクル券の払込書に記入する
- ゆうちょ銀行の窓口かATMでリサイクル料金を払い込む
- 家電リサイクル券の控えに必要書類を貼り、現品貼付用の片を廃家電に貼る
- 券を添えて、指定引取場所に持ち込む(または収集運搬業者に依頼する)
管理票(家電リサイクル券)で確認できること
小売業者が引き取った廃家電は、製造業者等に引き渡す義務があります。排出者は管理票の写しを受け取り、製造業者等に引き渡されたかを、小売業者に管理票の閲覧請求で確認できます。環境省のQ&Aでは、小売業者はこれを拒めないと説明されています。
また、リユース(再度使用)される場合は、小売業者は、収集運搬料金とリサイクル料金のどちらも請求できないとされています。引取りのときに、再使用されるかどうかの説明があるかを確認します。
処分前のチェックリスト
- 対象の4品目かどうかを確認する
- 製造業者名と型番を控え、リサイクル料金一覧表で料金を調べる
- 購入店・買い替え先の収集運搬料金を、事前に問い合わせる
- 買い替えなら、新しい製品を買う時点で引取りを依頼する
- 引取り後は、管理票の控えを保管する
よくある質問
Q. 4品目以外の家電は、どうすればいいですか?
家電4品目に該当しない機器は、お住まいの市区町村に処分方法を相談します。自治体によって、回収の方法やルールが異なります。
Q. リサイクル料金は、どこで調べますか?
家電製品協会のリサイクル券センター(RKC)の料金一覧表で、製造業者名や型名から調べられます。料金は、製造業者や大小区分で異なります。
Q. この記事に金額がないのはなぜですか?
リサイクル料金は製造業者ごとに設定され、改定されることもあります。確認日時点で最新の一覧は2026年7月版でしたが、公式の検索ページで型名から調べるのが確実なため、金額は載せていません。